情報処理に関わる基本技術者試験 〜 知っておきたい資格
情報処理に関わる基本技術者試験
基本情報技術者試験は情報処理技術者試験センターが行う経済産業相認定の国家資格です。資格を得れば「高度IT人材に必要な基本敵知識・技能を持ち、実践的な能力を身につけた者」と認定されます。主にコンピュータープログラムに関わる資格であるだけに、プログラマー向けの認定試験として重要な意味をもちます。
2009年春以降に旧来の試験システムが改定され、初級アドミニストレータ試験の一部を吸収して、主題範囲ゃ主題形式に変更が加えられました。試験は4月の第3日曜日と10月第3日曜日の春、秋年2回、大学や専門学校舎で校実施されます。
試験内容は、情報通信技術全般から基本的な情報処理の知識となっています。午前、午後試験とも正解率60%以上で合格となります。
基本情報技術者のレベルは、情報工学の実務のベースとなっているため、システム開発に関連する会社では、必須の条件となり、多くの会社では3年以内に、取得することを義務付けているところもあります。この資格を取得することによって、さらに上位の情報処理技術者試験を受験するステップともなっています。受検者の多くは、大学・専門学校の学生、システム開発会社の新入社員が大半を占めています。2009年からの累計合格率は27.4%となっています。